考える毎日のこと。

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「やってもらう」技術

 弊社も含めゼネコンっていうのは基本的に自分ではなんにもしない企業だと思っています。だから、ものづくりがやりたいといってゼネコンに入社する人も多くいますが、彼らのやりたいことが、ゼネコンで実際にできているかは不明です。だからといって、ものづくりの現場だから!と工場の製造ラインに行かされたら文句をいう人も多いのでしょうけど。

ただ、やっていることが無駄だとは思いません。工程・コスト・専門職の調整を行うということがメインの仕事です。

 

 実際に現場で行われていることは、やってほしいことをイメージ通りに期限内にやってもらうということです。つまり、建設現場では「やってもらう技術」を学ぶことができると考えています。

 しかし実際は専門職人には具体的な指示を出すのに対して、私たちにはあいまいな指示しか出されず、「あれをやっておけ、これをやっておけ」としか言われないことも多くあります。そして、彼らはその指示さえあればやると本気で思っていることに私はびっくりしました。さらに、どうやってやればよいか聞いたとたん、自分の頭を使って考えろと言われるのです。(結局何もわからないまま)

私は一年目で、自分が指示を出す側でもあり指示される側でもあるので、そこで考えたことを。

 

 問題点

・私の仕事の総量を把握していない(暇だと思われている)
・指示系統が統一されていない(Aさんの言われた通りにやるとBさんに怒られる)

というわけで、指示を出される側として気を付けておきたいこと。

・自分の仕事の総量をまずはきちんと把握する。それをアピールする。
 →毎朝タスクリストを打ち出す。毎晩チェックして上司に報告する。
・優先度と期限と達成度合い(どこまでできればよいか)を確認する。
 →必ず確認する。なさそうな指示は無視。
・仕組み作りで対応する。(すべて自分でやらない)

 

上司がこういうことを考えているとは思えません...

これ何のためにやってるんだ...という作業も多くあり、自分でできそうな電話をかけるだけという仕事を振られることもしばしば。

 

雑務を振るときとしっかり仕事を振るのは分けたいな、と思います。